偏りのない乱数を生成する仕組み
ブラウザに組み込まれている暗号論的疑似乱数生成API(crypto.getRandomValues())を活用しています。一般的なMath.random()とは異なり、オペレーティングシステムの乱数源に直接アクセスするため、予測が極めて困難です。
また、指定された範囲の数字を均等に出現させるため「棄却サンプリング」という手法を採用しています。これにより、特定の数字が出やすくなるモジュロバイアス(剰余の偏り)を排除し、厳密に均等な確率での抽選を実現しています。
「重複なし」の抽選とパフォーマンス
抽選会やビンゴゲームなど、同じ数字が二度出ては困る場面では「重複なし」オプションが役立ちます。この機能は、指定された範囲の数字全体をシャッフルし、先頭から必要な個数だけを取り出す仕組み(非復元抽出)で動いています。
ただし、1から1億までといった非常に広大な範囲で大量の重複しない乱数を要求すると、ブラウザのメモリや計算能力の限界に達し、動作が重くなる可能性があります。通常の実用的な範囲であれば、一瞬で結果が得られます。
プライバシーの保護と法的な利用について
ToolMoleの乱数生成は、すべての計算をユーザーの端末内(ブラウザ上)で実行します。入力した条件や生成された数字が外部のサーバーに送信されることは一切ありません。完全にオフラインと同様のプライバシーが保たれます。
一方で、プロセスが外部に記録されないため「いつ、どのような条件で抽選を行ったか」という客観的な証明(監査証跡)を残すことはできません。そのため、高額な賞金がかかる法的に厳密な抽選など、後から第三者の検証が必要になる用途には適していません。
よくある質問
Math.random()を使ったツールとの違いは何ですか?
JavaScriptの標準機能であるMath.random()は速度を重視しており、暗号的な安全性はありません。本ツールはOSの乱数源を利用するAPIを使用しているため、パターンの予測が事実上不可能であり、より信頼性の高いランダム性を確保しています。
抽選結果を後から第三者に証明することはできますか?
いいえ、できません。すべての処理はご利用のブラウザ内で完結しており、サーバー上にログや監査証跡を残さない仕組みになっています。法的な証明や厳密な透明性が求められる公式な抽選には、専用の第三者機関サービスをご利用ください。
指定した範囲の最大値より多い個数の「重複なし」乱数を要求するとどうなりますか?
物理的に抽出が不可能であるため、エラーとなります。例えば「1から10」の範囲を指定した場合、重複なしで取り出せる数字は最大10個までです。それ以上の個数が必要な場合は、範囲を広げるか「重複なし」のチェックを外してください。
結果を並べ替えると、ランダム性に影響はありますか?
影響はありません。乱数の生成処理を完全に終えた後で、出力された数字の表示順序を整理しているだけです。抽出された数字の組み合わせ自体が持つランダム性や確率は、並べ替えによって変化することはありません。
本当にすべての数字が均等な確率で出現するのですか?
はい、均等です。単に割り算の余りを使って範囲を絞ると特定の数字が出やすくなる現象(モジュロバイアス)が起きますが、本ツールでは条件に合わない乱数を破棄して再生成する手法をとることで、この偏りを完全に排除しています。
ツールの不具合や改善案はありますか。 フィードバックを送る