ブラウザで動く無料の音声スペクトラムアナライザ

音声の周波数特性やピッチをブラウザ上で安全に解析・モニタリング

リアルタイムな周波数と波形の視覚化

本ツールは、Web Audio APIと高速フーリエ変換(FFT)を活用し、マイク入力やアップロードされた音声ファイルの周波数成分をリアルタイムに解析します。

現在の音のエネルギー分布を示す「スペクトラム」、音圧の時間変化を捉える「波形」、そして周波数と時間の経過をヒートマップ状に記録する「スペクトログラム」の3種類のビューを切り替えることが可能です。用途や確認したい音声の特性に合わせて、最適な表示方法を選択してください。

スムージングと周波数スケールの調整

解析時の表示を安定させるため、スムージング(平滑化)機能を提供しています。これは現在と過去のFFTフレームの平均を取ることで、視覚的なチラつきを抑える仕組みです。ただし、打楽器などの瞬間的な音(トランジェント)を正確に捉えたい場合は、スムージングを弱めに設定することをおすすめします。

また、周波数の表示スケールは「リニア(線形)」と「対数(音楽的)」から選択できます。人間の耳の聴こえ方や楽器の音階に基づいた解析を行う場合は、対数スケールを使用すると低音域の解像度が上がり直感的なモニタリングが可能になります。

プライバシーとブラウザ処理の利点

すべての音声処理と描画は、HTML5 Canvas APIを用いてご利用のブラウザ内(ローカル環境)で完結します。解析のために音声データが外部サーバーへ送信・保存されることは一切ないため、未公開の楽曲や機密性の高い音声ファイルでも安全にテストできます。

さらに、入力信号の中で最も振幅の大きい周波数帯域(ピーク)を自動的に特定し、対応する音階(ノート)として画面上に表示する機能も備えています。楽器のチューニング確認や、特定のノイズ周波数の特定に役立ててください。

よくある質問

複雑な音やノイズが多い環境での周波数・音階検出の精度はどのくらいですか?

単一の楽器音やボーカルのような明確なピッチを持つ音声であれば、高い精度で最も強い周波数を検出し音階を表示します。しかし、ノイズが多い環境や和音(複数の音が同時に鳴る状態)では、最も振幅の大きい一つのピークのみを抽出するため、意図した音階が表示されない場合があります。

ステレオ音声の解析には対応していますか?

ブラウザのWeb Audio APIによる制約上、入力された音声は内部的にモノラルにミックスされて解析されます。左右のチャンネルを個別に分離してスペクトラムを表示することはできません。

オフライン環境でも使用できますか?

はい、一度ツールをブラウザに読み込んだ後は、インターネット接続がなくても動作します。すべての解析処理はローカルのブラウザ上で行われるため、オフライン状態でもマイク入力やローカルファイルの解析が可能です。

解析したデータやグラフを保存・エクスポートすることは可能ですか?

本ツールはリアルタイムのモニタリングに特化しているため、音声データや解析結果の履歴を保存・エクスポートする機能はありません。記録を残したい場合は、外部の画面録画ソフトやスクリーンショットをご活用ください。

スムージング機能は短い音の検出にどう影響しますか?

スムージングの値を高く設定すると、グラフの動きが滑らかになり持続音の観察がしやすくなります。一方で、ドラムのキック音やクリック音のような極めて短い突発的な音(トランジェント)は平均化されてしまい、正確なピークとして視覚化されにくくなるため注意が必要です。

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